知らないことばを使ってしゃべった あなたはあたしを排除したかったんでしょう？ 囲ってふたをしてまっくろに ぬりつぶすつもりだったんでしょう？ あいしてるって聞こえた あたしにはそう聞こえた あたしの勘違いを あなたは計算していたんでしょう？ わか…

そうじゃないんだ 言って止まった そうじゃない ぼくはぼくを説明したい？ そしていつかきみになりたい？ わかりあって 笑って抱きあって とけだしたい ぼくはきみと同化したい？ あきれた顔でぼくを見てる きみに届く言葉ばかりさがしてる

もういいか つぶやいては確かめる 胸の奥からわきあがってくる つよい否定 まだ、よくない あなたがくれる肯定によろこんですがって だけどよって立つのは 羽のように降っておちる つよい否定 まだ、よくない 行き着く先は同じでも くり返してるワナビー

自活肌になるように、量産してよ。愛を。

言ったらおわる わかってて叫んだ だっておわりにしたかった だけどおわらなかった あたしはきみをあまく見てた いらいらするなあ 思い通りにならないひと 知っているよ あしたやあさってやもうすこし先 きみはあたしをおわりにする あたしには読めない その…

春を言い訳にするのはひきょうかなあ？ だけどわたしはあなたにあいたい 花のゆびわをほめてほしい わたしごと うすくなった布団じゃ足りない だきしめてほしい 冬が去ってうまれたすきまに音がいるの 春なのに咲かない花は愛される資格がない 一瞬でいい 忘…

なまぐさく匂い立つきたないものたちを白い闇でふさぐ かれらを愛しているんだね？ 息を止めるくらい

憎しみや妬みはとてもみにくいきもちだけれど なくなってしまったら泣くだろうなあ 今までずっと一緒だった これからもずっと一緒にいる あなたがいないとさみしいよ 口が裂けても言わないけれど なくなってしまったらきっと泣くんだ どろどろとこの両目から…

現実は遠く 非現実を知らず 今ここで呼吸するのをやめても だれも知らない わたしがそれでもここにいるのは 呼吸するのをやめないのは こわいからではなく あいしているからだと言いたい 現実を 非現実を わたしを あいしているからだと言いたい

絶望を知らないんだね 「死ぬ気でやればなんでもできただろうに。」 その台詞がどれほど遠いのか知らないんだね 彼らは死ぬ気でなんか もうなにもやりたくなかったんだ こわいばかりで よわいばかりで たった一歩踏み出すことさえ そのタイミングをはかるこ…