君がかなしいのは 泣けて仕方ないのは 冬のせいだよ 空気がまっしろにつめたく乾いているせいだ きらきらとまたたく電飾が君の瞳を刺すからだ 君がくるしいのは 痛くてたまらないのは 僕のせいだよ 長いコートの裾を乱暴に蹴り飛ばして かじかむ指先をなじっ…
わたしがわたしであることを 誰にも知られたくなくて ちぢこまってる 笑われたくなくて ばかにされたくなくて あきれられたくなくて わたしを嫌う世界に 毒づく勇気もなくて あめ玉みたいな言葉だけ 口の中で転がしてる 舌を切っても泣く わたしがわたしであ…
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