あなたにあいたい

春を言い訳にするのはひきょうかなあ?
だけどわたしはあなたにあいたい



花のゆびわをほめてほしい
わたしごと
うすくなった布団じゃ足りない
だきしめてほしい
冬が去ってうまれたすきまに音がいるの
春なのに咲かない花は愛される資格がない
一瞬でいい 忘れたいんだ



あなたは笑ってくれるでしょう?
にせもののわたしだけ好きなひと
春が過ぎたらさっぱり忘れる



だからわたしはあなたにあいたい