あたらしい夜明け

きみが歌をうたえなくなっても
心配しないで
ぼくが歌をうたってあげる



日がくれるまで
声がかれても
きみのために
おんちな歌をうたってあげる



きみはあきれて
泣いて
いやがって
わらって
つかれて
そうしてきっと
うつくしいメロディを
思いつく



ながいながい
絶望をこえてあらわれた
その歌を
あたらしい夜明けと
ぼくは呼ぼう