1995-04-22 ほのお 詩 こえられないかべ つかみきれないおもい そして とどかないゆめ そんなものを 人はいつまでもかかえて 生きてゆくのだろうか 自分のからだの中に ねむるほのおを知らずに生きてゆく そんな人もいるのだろうか なみだが出るほどさびしくて そして幸福な そんなおもいを知ることなしに 生きてゆける人が いるのだろうか