1995-04-18 失恋 詩 はやくちことば つむぎだすくちびる 氷のかけらおしあてた いっしゅんのひやりを待ってる きこえないメロディ つづるゆびさき 手をやすめたからだの中に ちんもくがながれこむのを知ってる わすれられたやくそく くりかえすまなうら こわれたえがおの破片あつめて かがみにはめこむのを見てる とどかないおもい とじこめた小さな箱 ひきだしのおくふかくしまいこんで ひとりでにこりほほえんだ ひえたこころをだいた からだがひどく あつかった