六月に結婚する君へ 心からの祝福ととびきりの呪いをあげる 少しずつ色を変えてゆくアジサイの花びらのひとつひとつにこめられた 一千万の憂鬱がいつか君の心を切り裂くように 白い花を髪に飾って微笑む君に死んだ六月の祝福をあげる 裾を引きずるドレスの重…
そうしてやつのくだらない言い訳を君は全部信じた その頭のどうしようもないやわらかさは まるで熟れたざくろのようだったね 今ならわかるだろう 君は信じちゃいけなかったんだ なぜってやつの言葉がまったくのでたらめだってことを 君はよく知ってたんだか…
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