きみがあの子にゆれることに
うれしいと思うのはちがう
だけどこっそり喜んでしまった
見えないように笑ってしまった
あたしだけじゃない


荒れた肌に
ぬける髪に
はげた爪に
ざまあみろ、と思ってしまった
とても味方じゃない


だけど
痛む胃をかかえてしゃべる
あたしたちは仲間だった


永遠みたいに唐突な
追突事故よりひどいグッモーニン
この明け方
同じようにひざをかかえた