2001-10-10 ハーフピース 詩 安心と反感の間をさまよってる あたしをざくりと半分に割って 片方をあなたにあげるつもりよ できれば上手に切れた方を だから味もわからないくらい チョコレートシロップをかけて ひとくちで食べてよ そうすれば おいしくてもまずくても きっとあなたは満足するし あたしも多分満足する だって うまれたときから持ってた半分なんか 食べられちゃってもいいの そんなものよりゆれない心がほしいのよ