2001-08-01 ガーベラ 詩 中目黒の商店街を あなたと歩いてるとき 花屋の店先に好きな花を見つけた この花が好き 言ったら ガーベラ? あなたはイヤな顔をした 名前がきたない かたちが下品 カオばっか主張して 全身のバランスが悪い女みたい はきすてる口調で言って それから おまえみたい そっぽを向いてつけ足した あなたはずっとイヤな顔をしてたけど あたしの方を見なかったけど ありがとう あたしは笑った だって好きな人に きみは花みたいだって ずっと言ってほしかったの ほんとよ