2000-01-23 冬少年 詩 かみをあらって出かけよう おもたいコートはぬいで 通りぬける風のつめたさに きみのかなしみを思おう きりすぎた前髪は春をよぶ呪文 むきだしの手のひらを とおい太陽にすかして きらめく熱のないひかりに春を待つ きみのよろこびを思おう