あなたのことを夢に見たからといって
私があなたを好きだということにはならない
あなたと話している白いワンピースの女の子の背中に
缶コーヒーをぶちまけてやりたいと思ったからといって
私があなたを好きだということにはならない
あなたが私の視界にいるときはいつも
こちらの方を見てくれないかなと思うからといって
私があなたを好きだということにはならない
あなたと一緒にいたいと私が思うのはあなたの片恋のしるし
白いラインのひかれまくった難攻不落の私の中に
無理やり土足で入り込んできたのはあなただから
あなたに私のことを引き受ける責任があるのは当然の話