1998-06-19 FOREVER 詩 あいしてるって神様に言いたかった ありがとうって言いたい人はたくさんいた 私はみんなのことが好きだった だけどそんなの全然足りてないよって あいまいな好きは全部ゼロにされてしまって あいしてるって言葉は雨にぬれた紙屑みたいに アスファルトにたたきつけられて消えてしまった ありがとうって言葉は冬の蝉が見た夢みたいに 音にならないまま永遠に死んでしまった