2005-10-17 悦に入る 詩 あなたがわたしに1ミリもさびしくないといい 祈りのように思ってた 最近になってようやく気づいた あなたが誰にさびしくても 雨や野良猫やハブラシやipodminiにさびしくても それは全部いつかあなたが選んで手にしたもの 愛しいもさびしいも あなたが受け入れ捨てればいい 傲慢だなって思って笑った 情のような傲慢のような情のような傲慢が 可笑しくてひとり悦に入った