君に懺悔を

投げ捨てた覚悟は
ちらりと笑うようなひかりを放って
すぐに靴底にのまれた


汚れてしまえ
思っていたのは自分なのに
そのことにひどく傷ついた


ねえ、どうして?


すべての汚濁はうつくしくない
それは救いではなかったの
君を殺したい気持ちなんて
あたし全部どぶに捨てたかった