2005-02-18 スケアクロウ 詩 むねがきいきい鳴る夜は ブリキのかかしの夢をみる きれいになじむあぶらを一滴 させたらきっとこの違和感は消えて しずかな部屋で息をせず眠れる こころよりもずっと魔法 ハーブティーにホットミルク ブランデーをこぼしたショコラ ジンジャーハニーミルクティ わたしを動かす不自由な魔法 むねの隙間にまあるく落ちて 不自由だねと笑ってる たちのぼる湯気にあごをうずめて わたしは泣いてる こころがほしいと言って歌った きみになれなくてわたしは悲しい