パーフェクト

月よりも星よりも
君のことが好きだよ


満ちなくても
欠けたままでも
光らなくても
うくつしい名を持たなくても
君のことが好きだよ


人工の匂いをまとって出かけよう
さあ こわがらないで
君をみにくい骨だと笑うやつらは
ぼくがみんな突きとばしてやる


君の望んだ清浄な完全より
ぼくは君の自堕落な不完全を愛する