memory

少ないメモリで必死に生きてる
わたしのメモリを増設できないなら
聞かないフリを許しなさい
あなたのコトバを受け入れたら
わたしは止まるわ一瞬よ
それがイヤなら
今開いてるアプリケーションを終了するのを
黙っておとなしく待ちなさい
準備ができたら笑顔もつくるわ



(現在の○○○使用率は78%です)



あらイヤね
あなたの鼻に寄ったしわを判断する余裕はないみたい
仕方ないから無視して言うわ



「ごめんなさいダーリン」
「さあ、なんの話だったかしら?」