ヒカリ

泣かないでヒカリ
君の潔癖を、完全を求める心を
何千年も昔からずっと愛していたよ



今ふりあげたその剣で
君の心がほんの一瞬でも救われるのなら
ぼくは何もこわくない
君の好きなようにすればいいんだ



たったひとり取り残された君の気が狂う前に
ぼくからとけだした闇は君を包むよ



泣かないでヒカリ
君を愛してる
さあ、その剣をふりおろすんだ



とけあってひとつになって
はるか昔にぼくたちをふたつに分けた
あの魂を笑おう