2000-01-16 ピジョンズブラッド 詩 おいかける立場の人間になんてなりたくないってずっと思ってた 強いその思いはやがて神様の知るところになって つめたい風の吹くある朝わたしの願いは突然かなった うまれかわったわたしは 誰のことも好きになれない呪いをかかえて 夏も冬も歩き続ける その目は赤いルビー。鳩の血の色だ。と誰かが言った いいえこれはあの日死んだ私の血の色 永遠に解けない呪いのしるしなのです