1999-01-25 絶望 詩 一緒にいたいとその人は言った 信じてくれなくてもいい 僕はそのとき正直くらりとした 自分でも不思議に思うくらい やさしい気持ちになったんだ 僕はきっとあの手を取れば良かったんだろう だけどそうしなかった そうできなかった自分に 僕は深く深く絶望して 立ち直ったときには その人の顔を忘れていた