1997-11-28 水曜日の殺人 詩 あのひとが死んだと電話がかかってくる なにもない水曜日の夜 週末が少し遠くなって 涙をこぼしたり 神さまをなじったり 最後に話をしたときのことを 思い出したりする それは眠れない夜に見る夢 幾度もあのひとを殺してみる 胸の切なさにしんとなる